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東海道五十三次 歩いてます。→歩きました。

2015年秋 お江戸・日本橋から歩き始め、2016年秋 京・三条大橋まで踏破しました。

07. これを食べたかったのです

果たして丁子屋さんは長蛇の列でした。想定外の道草をしてしまったがために、既に陽は高く昇っています。しかし疲労困憊もう限界、どれだけ並ぼうとも 今日は必ず おなかを満たして帰ると決めたのです。

 屋内は外観から見受けられるよりも奥行きがあり、広いお座敷に案内されます。
注文して料理を待つ間、東海道五十三次「丸子」が描かれた飾り皿を眺めます。
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江戸時代から旅人に親しまれている丁子屋さん。私も ここに立ち寄る旅の者です。

さあ おまちかね、名物とろろ汁が運ばれてきます。
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自然薯と麦飯
そして 疲労と空腹は最高の調味料。

麦飯は お茶碗に3杯分ほどありましたが、完食です。
疲れた心身は活力に満ちあふれ、これで宇津ノ谷峠に向かう準備は万全です… が、越えるのは6日後です。(先程 山城で決定しました。)

 さて、昼食を終えたばかりですが 次に向かうは安倍川餅の老舗 石部屋 (せきべや) さん です。
時計の針は13時45分を指しています。まもなくバスが やってきます。

バスは旧東海道を西から東へ走ります。
(この1年後に、東海道五十三次を歩く私は 同じ道を東から西へ 歩いて通ります。)

ほどなくして「安倍川」という川のほとり、石部屋さんに到着しました。
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外観にも老舗の風格を感じます。

お店に入り ほっと一息つきます。名だたる方々が このお店を訪れ、一筆したためた短冊が ずらりと壁を飾ります。

そして、待ってました安倍川餅
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きな粉 と こし餡
月並みな表現ですが 程よい甘みで柔らかく、たいそう美味にござります。

何年も前に「安倍川駅」( と「用宗駅」) の存在を知ってから気にかけていた場所。念願叶い足を運ぶことができ、本場の安倍川餅に舌鼓を鳴らし すっかりご満悦、お土産の安倍川餅を買って お店を後にします。

 静岡駅までは バスで約15分の距離です。しかし私は 旧東海道を西から東へ歩きます。(言うまでもなく この1年後、同じ道を東から西へ 歩くことになります。)

 宇津ノ谷行きの日程変更により、帰途に就くまで時間に余裕があります。おなかが満たされたので元気もあります。
そこで、本日も前日 (2015年3月7日) に続き、徳川ゆかりの地 を巡ります。

 だいぶ陽も傾いてきました。長い1日でした。
もう来ることはないかもしれない と思っていた場所。6日後にまた来ることになりました。
18きっぷを握り締め 静岡駅を後にします。

(次回こそ、宇津ノ谷峠を目指します。)