東海道五十三次 歩いてます。→歩きました。

2015年秋 お江戸・日本橋から歩き始め、2016年秋 京・三条大橋まで踏破しました。

53. 年の瀬迫る由比の宿場をゆく

これは好機です。
年末に我が故郷へ帰省する際、東海道新幹線を利用せず 各停列車で参りましょう。
途中下車して「東海道五十三次」を歩けば 一石二鳥
2つの目的を同時に果たすことができ 旅費も抑えられます。

2016年の足音を間近に聞きながら
東海道歩き 第10日目がスタートします。

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2015年12月29日 (火)
早朝から 帰省を兼ねた電車に揺られること4時間。

様々な人との触れ合いに心を満たしながら、
暮れゆく町を足早に通り過ぎたのは3日前の夕方のことでした。
今ふたたび蒲原駅に降り立ちます。

歩き始めてほどなく、江戸から16番目の宿場
「由比 (ゆい)」に足を踏み入れます。
かつての宿場の雰囲気が残る町並みです。

暮れも押し詰まり 静かな街道の朝は
新たな年を迎える人々の息づかいで活気付いています。

由比といえば「桜えび」。
直売所の前を通りかかりますが…

年越しの準備に追われているであろう人々の日常に
時の流れの異なるよそ者が割り込むことをためらう気持ちが湧き起こり、
立ち寄ることなく通り過ぎます。

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本陣屋敷跡の "由比本陣公園" と "東海道広重美術館" は、年末年始で休館。

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本陣の向かい側
"正雪紺屋 (しょうせつこうや)" も閉まっています。

この紺屋 (染物屋) は江戸時代初期から400年以上続き、
幕府の転覆を企てた軍学者由井正雪 ( ゆい しょうせつ ) の生家であるとか。

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清水銀行 由比支店の出張所
( 旧庚子銀行本店 / 大正14年竣工 )

由比宿の西木戸 (出入口) を過ぎ、由比川を渡ります。
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駿河湾沿岸を通る 東名高速道路国道1号JR東海道本線、そして今歩いている旧東海道

JR由比駅付近の由比漁港には足を運ばず、旧道は少し内陸に向かいます。

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歩道橋を渡り、本日いちばんの目的地まで あと3km。